在日本出生的低产阶级的恐怖现状 [日本媒体]

桥本健二先生的《新·日本阶级社会》是一本以事实举例说明日本的阶级差别逐渐固定化,贫困成了严重的问题的著作。桥本健二先生,把当下的日本阶级,分成了资本家阶级,新中产阶级,正规劳动者,旧中产阶级,低产阶级(除去兼职主妇这样的非正规劳动者)5个阶层。

日本が生み出した「アンダークラス」の怖ろしい実态
この国の阶级化は止められないのか
佐藤 优作家
プロフィール

在日本出生的低产阶级的恐怖现状
这个国家的阶级化已经无法停止了吗
作家佐藤优



5つに分かれる日本の阶级
桥本健二さんの『新·日本の阶级社会』は格差が固定化し、贫困が深刻な问题になっていることを実証的に示した好着だ。
桥本健二氏は、现下日本の阶级を、资本家阶级、新中间阶级、正规労働者、旧中间阶级、アンダークラス(パート主妇を除く非正规労働者)の5つに分ける。

分为五分的日本阶级
桥本健二先生的《新·日本阶级社会》是一本以事实举例说明日本的阶级差别逐渐固定化,贫困成了严重的问题的着作。
桥本健二先生,把当下的日本阶级,分成了资本家阶级,新中产阶级,正规劳动者,旧中产阶级,低产阶级(除去兼职主妇这样的非正规劳动者)5个阶层。

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资本家阶级は、大企业のオーナーや経営者だけでなく、従业员5人以上の零细企业経営者も含む254万人、就业人口の4.1%を占める。平均个人年収は604万円であるが、零细企业の社长を含むと平均はこんなところなのだろう。平均资産総额は4863万円、その内、金融资産は2312万円だ。
新中间阶级は高学歴の事务职や技师が中心で、1285万人で就业人口の20.6%を占める。平均个人年収は499万円で、资産の平均额は2353万円だが、持ち家がその多くを占める。持ち家のない人の平均额は935万円だ。

资本家阶级,不只是大企业的所有者或经营者,还包括有5名以上员工的小规模企业经营者,一共有254万人,占就业人口的4.1%。平均个人年收入达604万日元,包括了小规模企业经理进行平均之后差不多就是这个数目吧。平均资产总额达4386万日元,其中,金融资产达2312万日元。
新中产阶级是以高学历的办公室员工或者技师为中心,共有1285万人,占就业人口的20.6%。平均个人年收入达499万日元,平均资产总额为2353万日元,这其中房产占了资产总额的大部分。没有房产的人的平均资产总额为935万日元。

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正规労働者は、それほど高いスキルを要求されない仕事に従事する労働者で、2192万人いる。就业人口の35.1%を占め、5つの阶级の中では最多数だ。平均个人年収は370万円で、资産の平均额は1428万円だ。资産の大部分が持ち家などの不动産であることは新中间阶级と同様で、持ち家を持たない人の平均额は406万円である。
旧中间阶级は、自営业者と家族従业者により构成され、806万人いる。就业人口に占める割合は12.9%である。平均个人年収は303万円であるが、共働きのケースが多く、世帯年収は587万円になる。资産の平均额は2917万円だ。

正规劳动者,是从事技能要求没有那么高的工作的劳动者,有2192万人。占了就业人口的35.1%,也是5个阶层中数量最多的。平均个人年收入为370万日元,资产的平均总额达1428万日元。资产的大部分都是自有房产之类的房地产,这一点上与新旧中产阶级是一样的,没有房产的人的资产平均总额达406万日元。
旧中产阶级,由个体工商户和家族企业员工构成,有806万人。占总就业人口的比例是12.9%。平均个人年收入为303万元,但很多时候是一家人一起工作,一个家庭的年收入共有578万日元,资产平均额达2917万日元。

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最も悲惨なのは、アンダークラスだ。929万人いて、就业人口の14.9%を占める。
<企业规模は、正规労働者と同じく幅広く分布している。职种は、男性ではマニュアル职が57·9%と约6割を占め、残りはサービスと贩売が多い。女性では事务、贩売、サービス、マニュアルがほぼ4分の1ずつである。
より详しく职种をみるため、2015年のSSM调査(引用者注*「社会阶层と社会移动全国调査」)データで10人以上になる职种を列挙すると、贩売店员(47人)、総务·企画事务员(20人)、料理人(18人)、给仕係(18人)、清扫员(15人)、スーパー等のレジスター係.キャッシャー(13人)、仓库夫·仲仕(12人)、営业·贩売事务员(11人)、介护员·ヘルパー(11人)、その他の労务作业者(10人)の10职种だった。
贩売店员と非正规の事务职に加えて、ビジネスや人々の生活を下支えする、さまざまなサービス职とマニュアル职が含まれていることがわかる>

最悲惨的,是底层的低产阶级,有929万人,占就业人口的14.9%。
<企业规模,和正规劳动者一样分布广阔,职业种类,男性在导游类职业从业率为57.9%,占了大约6成,剩下的大多是从事服务业和销售。女性在文员类,销售类,服务类和导游类基本上各占了四分之一。
为了了解更加详细的职业种类,这里列举出了2015年的SSM调查(注:社会阶层和社会移动全国调查)的数据里超过10人以上的职业种类,售货员47人,总务·企划事务人员20人,厨师18人,后勤人员18人,清洁工15人,超市收银员·出纳员13人,仓库管理员12人,营业·销售人员11人,护理·助理人员11人,其他的劳动从业者10人,总共有这么10种职业。
我们可以了解到,加上售货员和非正式的事务职员,还包含有支持商业和人民的生活,各种各样的服务业人员和导游人员。>



アンダークラスは増え続ける
现下の日本経済は、アンダークラスに属する人々に依存せずには成り立たないのである。だが、その労働条件も待遇も、悲惨な状况に置かれている。
労働时间でも <週平均労働时间は36.3时间と他に比べれば短いが、実际には全体の50.9%(男性57.1%、女性45.9%)までが週40时间以上働いており、労働时间の上でフルタイムと変わらない人が过半数である。
平均个人年収は、186万円と极端に低い。平均世帯年収は343万円だが、これは同居家族のいる一部の中所得世帯によって引き上げられた平均値であり、63.8%は350万円未満、さらに24.1%は200万円未満である。このため贫困率は极端に高く、38.7%に上っており、とくに女性では47.5%にも达し、さらに夫と离死别した女性となると63.2%である>。
シングルの女性は日本社会でとても厳しい状况にさらされている。资産についても、他の阶级に属する人々と比べ、かなり低い。
  
低产阶级正在持续增加
当下的日本经济,需要依靠底层劳动人口才能够立足。但是,他们的劳动条件和待遇都非常差。
劳动时间上<每周平均劳动时间为36.3小时,虽然与其他相比要短一些,但是实际上全体的50.9%(男性47.1%,女性45.9%)每周工作40小时以上,在劳动时间上与全职工作没有区别的人有一半以上。
平均个人年收入,只有186万日元,非常低。虽然平均家庭年收入是343万日元,但这是由同居家族中一部分收入较高家庭拉高了整体的平均值,有63.8%的年收入还不到350万日元,甚至有24.1%还没有达到200万日元。因此贫困率非常的高,达到了38.7%以上,特别是女性达到了47.5%,遗孀的贫困率甚至达到63.2%>
单身女性在日本社会上处于一个很严峻的状况。哪怕是在资产上,与属于其他阶级的人相比也低的可怜。

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生活保护の费用はどうなる?
<平均资産総额は1119万円だが、やはりこれも持ち家による部分が大きく、持ち家のない人ではわずか315万円である。また资産がまったくない人の比率が31.5%に上っているのも特徴となっている>
この経済状态だと、结婚して子どもを育てることが难しい。そのことが数字にも表れている。
<何よりもきわだった特徴は、男性で有配偶者が少なく、女性で离死别者が多いことである。男性の有配偶者はわずか25.7%で、未婚者が66.4%に上っている。アンダークラスの男性が结婚して家族を形成することが、いかに困难であるかがよくわかる。
女性の场合、既婚者は定义の上でパート主妇に含まれるため、すべてが无配偶者だが、このうち离死别者の比率は年齢とともに上がり、20歳代が11.5%、30歳代が37.5%、40歳代が60.9%、50歳代では80.0%である。
未婚のままアンダークラスであり続けてきた女性がかなりの数いる一方、既婚女性が夫との离死别を経てアンダークラスに流入してくるようすがうかがえる>

低保的费用该怎么解决?
“虽然平均资产总额达到了1119万日元,但是这里面房产所占的部分非常大,没有房产的人就只剩下315万日元了。另外资产为零的人的比例上升到了31.5%。”
“最显着的特征,男性大多为单身,女性大多为寡妇。男性有配偶的只有25.7%,未婚者有66.4%。从中可以得知,低产阶层的男性要想结婚、成家立业十分困难。
对于女性,在已婚者的定义上包含兼职主妇,虽然全部都是无配偶者,但是这里面遗孀的比例随年龄增大而提升,二十几岁的为11.5%,三十几岁的为37.5%,四十几岁的为60.9%,五十几岁的为80.0%。
一直未婚并且还是低产阶级的女性也不在少数,另一方面我们也可以看到,已婚女性经历与丈夫的生离死别后很有可能会沦落到低产阶级。”

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アンダークラスに属する人々は今后増えると见られている。
<総合研究开発机构(NIRA)は、次のような试算を行っている。若者の非正规労働者が激増しはじめたのは、いわゆる「就职氷河期」と呼ばれた时代である。この时期に社会に出た若者たちの一部が、そのまま非正规労働者にとどまり、今日のように巨大なアンダークラスが形成されたのだった。
NIRAは、この世代が老后に生活保护を受けるようになった场合に、必要になる追加の费用を推计した。これによると、就职氷河期の到来は、2002年までに非正规雇用者と无业者を191.7万人増加させたが、このうち77.4万人が65歳になった时点で生活保护の対象となる。
彼ら.彼女らが残りの生涯にわたって生活保护を受け続けたとすると、その费用は17.7兆円から19.3兆円になるという>。
アンダークラスを减らすための手を打たないと社会に壊灭的打撃を与える。

预计低产阶级的人数在今后还会增多。
“综合研究开发机构(NIRA),进行了如下的计算。以年轻的非正规劳动者急剧增加为起因,也就是所谓的被称之为“就职冰河期”的时代。这个时期进入社会的部分年轻人,就这样一辈子止步于非正规劳动者,从而形成了像今天这样的庞大的低产阶级群体。
NIRA推测,这一代人老了之后的生活要想能获得低保,那么必须要花费更多的钱。根据这个推算,就职冰河期的到来,到2002年为止会让非正规雇佣者和无业人员增加到191.7万人,这其中的77.4万人——已经达到65岁的将会成为低保对象。
他/她们要是在度过余生时能够接受低保的话,需要花费17.7兆日元至19.7兆日元左右。”
要是不采取措施减少低产阶级的话,将会给社会造成毁灭性的打击。

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